徳島で日本語支援活動をしています。活動を通して日々思うことをざっくばらんに綴ります。
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今年の夏休み子ども日本語教室には、中国、アメリカ、フィリピンにルーツを持つ
6歳から15歳までの子どもたち10人が参加しました。 昨年の教室に参加し1年ぶりに会えた子どもたち。にほんご寺子屋に通っている 子どもたち、毎年夏休みの間だけ日本で過ごす子どもたち、ついこの間日本に 来たばかりの子など、ことしも子どもたち一人ひとりの背景は違っていました。 でも、違っていないのは子どもたちの笑顔です。はじめは硬い表情をしていても、 すぐに打ち解け、子どもたち同士も仲良くなって屈託のない笑顔を見せてくれました。 スタッフも子どもたちに寄り添い応援できる幸せをいっぱい感じることができた6日間でした。 6日間の子どもたちとの時間をご紹介します。 |
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徳島県から5度目の委託を受けて行う夏休み子ども日本語教室が
あす7月23日から31日まで、6日間にわたって開催されます。 6日間を子どもたちといっしょに過ごす16名のスタッフや、直接 参加できなくても、アルバム作成や運営を通して子どもたちの 応援をするスタッフも、今年もまた子どもたちの笑顔がたくさん 見られることを楽しみに初日を迎えようとしています。 今年の教室には、中国、フィリピン、アメリカにルーツを持つ 6歳から15歳までの子どもたち8人が参加する予定です。 高校編入をめざしている子、2学期から中学に編入する子、 夏休みの間だけ日本にいる子、日本国籍を持っているけれど、 ルーツを持っている外国のことばや文化のほうが身について いる子など、今年も子どもたち一人ひとりの背景は違って います。 それでも嬉しいことに、にほんご寺子屋から続けて参加する 子どもたちが5人、夏休み子ども日本語教室にも参加します。 子どもたちと親しくなっている分、スタッフも一人ひとりの 子どもたちの心の声にもより耳を澄ませながら、いっしょに 日本語や教科の学習に取り組めるのではないかと思います。 7月4日のセミナーで学んだことが、どのように子どもたちの 役に立つのか、子どもたちの笑顔がきっと教えてくれますように! さあ、明日からいっしょにがんばろうね、子どもたち ![]() |
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7月4日、徳島県国際交流プラザにおいて地域日本語教育支援セミナー
「外国にルーツを持つ子どもたちの未来への責任」を開催しました。 セミナーは、後援をいただいた徳島県教育委員会、徳島市教育委員会はじめ 地域の国際交流協会・団体の方々、県文化国際課の職員、子どもたちの担任の 先生、保護者、そして日本語教育関係者の方々、さらには、4月から高松市で 行政との共同企画で子どもたちの支援を始めたばかりの香川にほんごネットの メンバーの方々も参加され、子どもたちの支援をともに考えて行くうえで連携が 必要な各方面の方々、43名が一堂に会する機会となりました。 ![]() セミナーは、講師の(社)国際日本語普及協会の関口先生と赤木先生が 参加者から事前に寄せられた27の質問に答えるというかたちで進められました。 ![]() 一部をご紹介します 生活言語はだいじょうぶだが、学習言語が身についてなく授業についていけない子の支援は? 生活言語も実はだいじょうぶでないことを知ってください。 一見、生活言語がだいじょうぶだと思われる子でもよく観察すると、短いことばの キャッチボールはできるけれど、まとまった構文で話せていない。日常生活言語が 貧困なことが学習言語習得の困難につながっている。構文力がつくようまとまった 文章を書く作文やスピーチの指導が効果的。 支援者としての心がけは? 親は自分の子どもを自慢に思うものだがそのような親の目をもつこと。 自分を見ていてくれる人がいると子どもが感じるような存在になること。 子どもたちの支援は、「〜すべき」というものはなく、子どもたち一人ひとりを よく見て、その子に合った方法を考えることが大切。 子どもといっしょに保護者もサポートするべきか? 子どもの問題は親の問題でもある。親は子どもの学校生活に関心を持とうとしても 情報不足やことばの問題が一因となってその手立てを多く持っていない。親子で 学べる教室はこの問題を解決するひとつの方法では? 読み聞かせが効果的と聞くが、どのような本が適しているか。 かぐや姫は古典の「竹取物語」につながるし、牛若丸は歴史の源平の時代につながる。 日本の子どもたちが自然と知識として習得するようなところを補うという視点から選ぶ。 本の内容に関して問題意識を持たせるために読む前には問いかけをしておく。 ![]() 限られた少ない支援の機会で子どもたちにできるよりよい支援とは? 子どもたちにとって「にほんご寺子屋」は、何でも話せて安心していられる居場所、 ここに来れば笑顔になれて失敗しても見守り応援してくれる人がいると思って もらえる心のよりどころになってください。 地域の支援者と行政や学校、家庭と連携がうまくいっている事例は? どの地域でも連携がうまくいくには数年の年月をかけている。地道に人と人が 理解しあっていかないとうまくいかない。 関口先生と赤木先生方は、たくさんの質問に豊富な実践経験にもとづき 本当に一つひとつ丁寧に具体的にわかりやすく答えてくださいました。 実際に子どもたちの支援にかかわっている人には、それぞれの活動に活かせる 内容であるとともに、これから取り組もうとしている人や連携をはかるべき行政や 学校関係者の方々には、すでに取り組んでいる人たちの問題意識を共有して いただけたのではないかと思います。 参加者のアンケートからは、 子どもたちの自尊感情をいかに高めていくか、とても参考になった。 子どもたちが安心して「わからない」と言える場所をつくっていけたらいいと思う。 学校での支援を始めたばかりで、一から十まで勉強になった。など、たいへん参考になったという意見が多数寄せられました。 セミナーを終えた今、子どもたちの支援に際しては様々な立場の人が連携する 必要性を再認識することができたとともに、支援者として与えられた役割も より明確になったと感じています。 子どもたちの支援はまだまだこれからですが、様々な立場の方々と理解 し合っていけるよう、私たちなりにメッセージを発信しながら地道に一歩ずつ 取り組んで行きたいと気持ちを新たにしています。 |



































子どもたちの自尊感情をいかに高めていくか、とても参考になった。
子どもたちが安心して「わからない」と言える場所をつくっていけたらいいと思う。
学校での支援を始めたばかりで、一から十まで勉強になった。

